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ああ楽しかった。都内縦横無尽 日曜日112km

 朝8時過ぎに出発し皇居に向かう。すでにランナーがたくさん周回している。アップがてらゆっくり回るが、サイクリストはあまりいない。いることはいるのだが、ピュアレーシングタイプではないようで、後ろに近づいても振り切ろうとしたり、がむしゃらに食らいついて来たりする人はいない。それに数カ所の信号でどうしても、気がそがれる。
 それでも、期待をしてもう一周だけと回っているうち6周も回ってしまった。さすがに飽きてきたので、競技者が集まるスポットとして評判の大井埠頭に行ってみる。日曜の都内は空いている。気持ちがよい。20分ほどで到着。ここで良いのかと半信半疑で進んでいくと、いたいた。おおうようよいるぞよ。トライアスリートも多い。羽田から飛び立ったジャンボが大迫力。
 マイペースで飛ばすトライアスリートについて行く。ロード乗りとは違うメソッドを用いているのがよくわかる。とにかく上半身を水平にして空気抵抗を減らし、低回転で一定のペダリングを心掛けている。しかも、単独で35㎞/hを越えて延々と巡航する。たいしたもんだ。2人でローテーションしながら進む。驚くべきは一人追いついてきた、190㎝近くありそうな外国人。なんとレーパンにタンクトップ!! いま何月だと思っとるんじゃい。どういう身体の構造をしているんだ。アングロサクソンは、、、。3人でごぼう抜きしながら走っていると、その間にも車が続々と増え自転車が下ろされていく。おお、ずいぶんと大集団が出来ているなと見ていると、しばらくして追い抜かしていった。瞬時に反応して付いていく。こちらは、ローディー達なので激しく上げ下げする。20人以上の集団で縦一列だから、カーブや折り返しの変化に後ろはしんどい。前に上がらなきゃなぁとボーとしていた瞬間。なるしま小畑君らしい人がアタック。一気に速度が上がり数人が逃げていく。気づいて前に出た時にはすでに20m程開いてしまいすでに50km/hに届くスピード。協力しようと目で合図するが後続は私の前に出られない様子。こりゃ自分で行くしかないと全開で踏み込む。頭の中が真っ白になり、心臓が締め付けられるほど追い込むが、たった10mがなかなか届かない。2km程単独で引きまくって車両を連結。もう、虫の息。振り返るとせっかく繋いだと思った車両はさっきまであれほどいたのに完全崩壊して2人しか残っていなかった。いい時間になってきたので、このあたりでさよならすることにした。

 第一京浜を来るとき大森という表示を見かけたので、小隊があるはずだと検索して行ってみた。玄関の写真を撮って帰ろうと思ったが、知り合いの顔が見えたので入ってみた。何となく集会中の礼拝堂に入り一言挨拶して帰ってきた。11時半ぐらいと八丁堀で妻と約束していたので、急いで帰る。途中銀座の暗い高架下で、道が荒れていて何かに前輪を取られ、滑り止めのないグローブの両手がはじかれ、体制をを崩した。あっ、やっちゃったと思ったが、車道の真ん中までいって何とか転倒を免れた。車が抜いていった直後で後続が来ていなかったから良かったようなものの、危なかった、、、。あそこは要注意だな。もう走ることはなさそうだが、、。

 京橋小隊でお昼を頂き、妻の弟夫婦と待ち合わせをしている北千住に向かう。妻はもちろん電車。都内は、ストップ&ゴーで距離以上に足を使う。車とはいえ抜かれると反応してしまうので、疲れる。帰りはまったりと走りたくなり、荒川サイクリングロードを使った。人が多く、道もあまり良くないため、競技の練習にはあまり向かないだろう。それでも信号がないのはありがたい。予定の道より行き過ぎてしまい、戻りながら東京駅に戻ってきた。まだ時間があったので、神田周辺を散策しながら高速バスで帰ってきた。
 都内は自転車最高。体力があるというのはありがたい。何をしても疲れ切る事がない。回復が早い。それにしても大井埠頭、苦しくて楽しかった。心地よい疲れと共に今回の旅を振り返った。
by dynabooksx | 2009-02-22 23:32 | 真也の運動日誌

真也の歩み、愛理の子育て日記。私たちは福島第一原発5kmの双葉町民。時代は動く。私たちはその目撃者になる。画像のペレット&薪ストーブは、真也の施工作品。新天地を暖かく燃やし照らしてくれる。
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