2008年 08月 31日
旅の記録(後半)のつづき
秦野出発は午前2時過ぎ、国道246を御殿場へと向かう。道は5%程度の上り、東名と交差しながら進む。大型トラックが高速道路のように飛ばしていくが、割り切って走るしかない。
だんだんと後が明るくなってくる。道がなだらかになってきた。ピークは近い。
御殿場から富士宮に抜ける高原道路。裾野の溶岩スロープがどこまでも果てしない。後から追いかけてくる朝日と相まってすばらしい景色。この道を選んで正解だった。
富士もこのとおり、赤富士から変化していく模様がきれいだった。時折8合目の山小屋からか強い光が放たれる。私を呼んでいるような気がした。
10%を超えるきついのぼりをクリアして、峠のピークへ。
ほら、GPSもこのとおり。(実際にはこの後も70mほど上りました。)
ここから十数キロ爽快ダウンヒル。朝方雨が降ったのだろう。路面が濡れていた。70㎞/h越えで進む。気温は22度から30度まで変化。
ああ、静岡に来たんだぁ。セミの声がすごい。火で焼かれるような声で叫んでいる。こんなの今年初めて聞いた。
この日の宿は、前のレポートで書いたとおり。そして嵐の中を出発する。
追い風に乗って快調に飛ばす。最終日は160kmほど。写真は浜名湖。あと50km、熱い。
一枚ぐらい顔写真、さすがに疲れた顔をしているかな。
帰り道。輪行袋は先に送っておいた。子供たちは中部の暑さですでに半分ノックアウト。新幹線でビューンと帰る。いつもながらこのスピードは異常だ。私の移動速度の10倍。思い出をかみ締める暇もなく猛烈な速度で駆け抜ける。風情もへったくれもない。なんとも悔しい。ずっと眺めてたら気持ちが悪くなってきた。
最後に一枚。この夏限定のビターチョコポッキー。お疲れ様でした。
by dynabooksx
| 2008-08-31 08:58
| 休日練、ロングライド