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水石山ヒルクライム記録会(練習会)に行ってきました。

 せっかくの週末だというのに土曜は一日雨、仕方なく夕方土蔵の中で3本ローラーに乗る。少々かび臭いが温度変化が少ないのと、外界から切り離されたようになるので案外集中できる。3本ローラーは変なところに力が入っているとスムーズに回らない。入力ポイントを早めて素早く脱力し使うべき筋肉を意識することができるため、平地の高速練習同様に定期的に入れるべきだと感じた。

 この土日、上の二人と妻は相馬に行っているので、愛乃と二人っきり家の中は静まり返っている。日曜朝起きると雨が止んでいる。朝食を食べていると、走りたい気持ちが頭をもたげてくる。先週も行ったばかりだが、相馬まで往復(約100km)に行こうか、、。ああそうだ、掲示板に記録会の書き込みがあったな、、。受付8:30、出走9:00。今すぐ出て飛ばせばぎりぎり一時間で間に合う。子供を親に預けて、自転車を積んで出発。
 赤井嶽、水石山(コース参照)と3年間通った磐城高校のすぐ裏の山だがまだ登ったことがない。標高700M程の山だが眺めが良さそうで楽しみだ。
 8:30分に到着。7~8人程同じジャージを着ている人たちがいたが、さすがに誰も知らない所に行くのは気が引けて、一度通り過ぎて少ししてまた引き返す。意を決して着替えて自転車を組む。聞いてみると今日は路面が濡れているため記録会ではなく通常の練習会にするらしい。そんなこんなしているうちにぞろぞろ集まってきて13~14人程に、面白くなってきた。いつも一人でしか走っていないため、出力は計ってはいても実際どのくらいに仕上がってきているのかわからない。
 でなんとなくスタート。道がわからないので中間ほどでついていく。風サイクルさんの店主だろうか、サポートカーもつき時折写真を撮ってくれた。アップなしなのでゆっくり上がる途中で近くを走る人に『これ何本か行くんですか』と聞くと『一本だけっしょ』というので、こりゃたらたら走ったらもったいないなと、一気に加速する。数人をパスすると先頭らしい若者が50m程離れてちらちら見える。10分ほど300W近くで追うが少しずつ遠ざかる。こりゃだめだ。はじめから車間をあけるんじゃなかった、、。いったん気持ちが切れ掛かるが、落ち着いて踏みなおす。標高差700m一度で上ることはなかなか阿武隈山系では難しい。学生時代何百回と上り慣れた筑波山でも舗装路でそこまではない。なかなか長いぞぉ。途中からだんだん霧がかり、完全に雲の中に入る。ビアンキに乗る良くシェイプされた足を持つおじさんに道を教えてもらいながら進む。一面雲で白いながらも風の流れが変わってきた。頂上が近い、と樹木がなくなってきたところで航空レーダーが現れそこからすぐで頂上駐車場。やっぱり先に行った若者とは2分ほど差がついたらしい。力負けだな。それにしても、麓とは5度以上違うだろうか、寒い。ウィンドブレーカー車から持ってくるんだった。しばらくあたりを走りながら待つが、後続がなかなかこない。20分ほど待って全員上ったことを確認してから下山。
 ウェットな路面なのでゆっくり下る。全体の勾配が7%程で10km。カーブが多く踏んでいくことは難しいので冬場は冷えてつらいだろうな、、、。寒いと下るのが長い、こんなに上ったっけかな。途中に大きな十字架があるいわき市キリスト共同墓地というのがあった。上るときは夢中で気づかなかったっけ、、。元の高速ガード下まで下ってお疲れ様でした。ほどんど皆さん車で来ていましたが、多分私が一番遠いところからでしょう。結構追い込んだとはいえ、休日の練習としては運動量が少なすぎるのでもう一本上ることにする。一声かけて行ったが誰もついてこなかった、、、。

 コンビニで昼飯を買って食べながら帰る。午後降らなければ、競輪選手の友達と走ろうかなと考えていたが、北に向かうにつれ下り坂、、。家に着いた頃には降り始めた。今日はここまで。パソコンにデータを読み込み評価する。

【上り一本分】
距離 9.6Km
時間 38分 
速度 14.9km/h 
平均出力233W(はじめ流したので上げた後からは240程)
最大心拍174bpm 平均心拍165bpm


FTP(一時間あたりの最大出力)は240Wあたりまでは上がってきている。今58kgなのであと2kg落として260Wまで上げることができれば、体重あたりの出力は4.64W/kg。このぐらいになれば、ヒルクライムレースで入賞圏内になってくるだろう。再び乗り始めて一年足らずでここまできたので、来年の今頃には到達できるようにトレーニングするつもりです。ああ、楽しかった。
by dynabooksx | 2008-08-25 00:26 | レース、機材、うんちく

真也の歩み、愛理の子育て日記。私たちは福島第一原発5kmの双葉町民。時代は動く。私たちはその目撃者になる。画像のペレット&薪ストーブは、真也の施工作品。新天地を暖かく燃やし照らしてくれる。
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