人気ブログランキング | 話題のタグを見る

エイの煮付け

このカテゴリーで書くのはいつ振りだろうか。ブラックバスはカヤックでかなり制覇した。子供が小さい時は、漁港でイワシを釣りまくって子供に拾わせたりした。今やその漁村は跡形も無くなり、そこに自由に立ち入ることすら出来ない。

海釣りというと波飛沫を受けながらというイメージだが、ここ三河湾は猪苗代湖程度しか波が立たない。ふと海面を見るとボラの大群が泳いでいるのを見つけてから、海に吸い寄せられている。

エイの煮付け_a0023043_2071249.jpg


先日は60センチクラスのボラを釣って食べた。数日前にいた大群は見なくなったが、今日は帰り際に浅瀬に潜んでいるエイを見つけて釣り上げた。そう言えば死んだ爺さんが好きだったけなと思い出しながら持ち帰って捌いた。


エイの煮付け_a0023043_2071396.jpg

デカくて抜きあげるのに苦労した。平べったいからたいしたことがないと思いきや、これまで釣り上げた何物よりも重い。3kg程度あるだろうか。
エイの煮付け_a0023043_2071450.jpg


エイの煮付け_a0023043_2071513.jpg

出刃包丁が必要な所だが、100円ショップの小刀だけでバラした。何事もやるかやらないかだと自分に言い聞かせて、視覚と感触に訴えてくる物体と格闘した。終わってみるとたいしたことはない。これなら魚はもとより、豚でも解体出来そうだ。
エイの煮付け_a0023043_2071673.jpg

こういう時、医者志望の娘は強い。しばらく遠巻きに見ていたが、すぐに近寄って来てあれこれ弄りだす。理科の授業じゃとても無理だと感心していた。ってまだ小学2年だが…。長男はとても見ておれずすぐに退散。生命力が強く、野鯉も心臓がいつまでも動いていたものだが、エイもバラバラにされてなお、一時間ぐらいはヒレを時々動かしていた。といっても痙攣にちかい動きなのだろうが、、。
エイの煮付け_a0023043_2071711.jpg

バターで炒めたりして食感を味わって、最後は定番の煮付け。奥さんが扱いを嫌がったので自分で煮ました。明日は大量の煮こごりが出来ているでしょう。

そうそう、先日娘が誕生日を迎えましたが娘から見て、曾祖父さん、娘、爺さんと誕生日が続く。一昨年亡くなった爺さんは今年生きていたら107歳になっていた。避難生活を体験することなく、本当にいい時に亡くなったものだと改めて思いながら、カスべ(うちの方ではエイをそう呼んだ)を食べた。

エイの煮付け_a0023043_2091424.jpg

by dynabooksx | 2012-04-21 19:26 | 釣り日誌

真也の歩み、愛理の子育て日記。私たちは福島第一原発5kmの双葉町民。時代は動く。私たちはその目撃者になる。画像のペレット&薪ストーブは、真也の施工作品。新天地を暖かく燃やし照らしてくれる。
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31