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私の信仰に見習いなさい

書きたいことがたくさんある。たくさんありすぎる。次々処理していかないと後から後から追いかけられる感じだ。こんな速度で毎日を送ったら、一年後の自分はまだ生きているのだろうかと思うほどの密度の濃い毎日を過ごしている。それは、この与えられた一日を、最大限に活用し、よくやった僕だという言葉を頂きたいからだ。すべての出会いは一期一会かもしれない。そう捉えて接している。明日相手に何かあるかもしれないし、私に何かあるかもしれない。今伝えなければならないことは、今しかないと思えるからだ。

土曜は、土浦に行き、日曜は浪江の教会に行った。教会というところがこれほどまでにエキサイティングなところだと今まで感じたことはない。きっと私の側にいた人もそのように感じたことだろう。実際昨日、ある方は、2,30年通っていて最も興奮、感動した最高だったと話していた。本当は教会はそのような場所なのだ。命が溢れ、血は踊る。じっと座っていることが出来ないほどに、心が震えるようなことが起こる場所なのだ。聖霊の臨在とはそのようなもので、十字架のあるところには新生が与えられる。


日曜は、集会後どうしても私は話さなければならない事があった。説教に応答して、その内容に問いかけをしないではいられなかった。それは人は本当に救われえるのか!! という本質に関してだったからなのだ。イエスは私たちの罪のために十字架に架かって死んだので、私たちは罪を赦されている。それは確かにそうだろう。でもどうだ。未だに罪に囚われ、縛られているというのはどうだ。確かに正直な告白であることは認める。しかし、今も罪に囚われているが神様は赦しているから大丈夫だというのはどういうことなのだ。

それであなたは救われていると言えるのか!! 何が救いなのか、、、。ローマ書を用いながら私は説明を施そうとした。明解に私の信仰との違いが分かるように端的な言葉を使って話した。結果、あなたの信仰は違う。それはちょっとおかしいと言う。それはそうだ。その違いが分かってほしくて話をしたのだ。

人は、本当に救われ得るのか? 何が救いなのだ。本当に罪から自由になるのか? いったい誰がクリスチャンだと言うことが出来るのか? これは大変重要なことである。なった気になって、それで済ませられるような問題ではない。現実の切なる問題なのだ。


人は自分の現在いる場所から読みたいように聖書を読む。それは当然のことで仕方がないことだ。見える範囲、理解できる範囲でそれを捉えようとする。だから分からない、読めないというのも分かる。だから、メッセンジャーは自分の都合の良いところを切り貼りして聖書を語るのだろう。しかし、聖書は全体で一貫した主張を持つ書物だ。ここはこう読めても、あそこの意味が立たないと言うのでは困るのだ。聖書の編纂者がどうして現在の形にしたのか。これにどうして一貫した聖霊の働き、主張があると認められたのか。それが読み取れるようなメッセンジャーになってほしい。そのためには、聖書の記者達と同じように、聖霊によって読む必要がある。それは、自分の見方で聖書を読むというのとは、全く別な行為なのだ。

信仰とはなんなのだろう。私はこの問いかけをした。私はこれしか分からない、これしか出来ないという主張は分かる。では信仰とは何なのか。何よって歩むことが信仰なのか。よくそれを考えてほしい。確かに自分は聖書を理解できないかもしれない。今の自分にはとても賛同できない内容なのかもしれない。しかし、聖書の約束はどうだと言っているのか。神は何とおっしゃっているのか。それに立脚するのが信仰ではないのか!! そうして聖書を読み、自分が砕かれ、日々聖霊によって再構築されていくところが信仰生活なのではないのか。それが永遠の命なのではないのか。


口先だけの聖書講義はもういい。聞き飽きてうんざりなのだ。その人が本当にキリストを身に帯びているならば、まさにそのような人生を送るだろう。それは言葉ではなく生き方、生き様であり一目瞭然なのだ。パウロは「私の信仰に見習いなさい」と言った。これを聞いて多くの人は違和感や嫌悪感を感じることだろう。そういう謙虚さのない、自分を神のようにしている彼が嫌なのだと評価するのではないのか。とても見習うべき人物でない。または自分とは関係がない。多くの教会人はそのように捉えるだろう。

しかし、なぜ彼がそのように言ったのか、言い放つことが出来たのか。それを良く考えてほしい。私たちは、福音を知っている。だが、本当に福音に生きている人を身近にどれぐらい見ることが出来るだろう。イエスは「私を見た者は父なる神を見たのだ」と話された。あの人を見れば、神が本当に生きている方だということが分かる!! という人物が、また自分をそのように語る人物がどれぐらいいるだろうか。大変高慢であるべきでないクリスチャンの姿だときっと評価されるだろう。そのために、イエスは十字架にかけられた。自らを神だと言う「神汚しの罪」にて彼は告発され殺されたのだ。彼の内側に活き活きとして働いていた神性を見抜くことが出来なかった。もし、気がついていたとしても、自らの保身のためにそれを受け入れることが出来なかったわけなのです。民衆の多くも、自分たちの苦しい生活を、ローマからの支配を開放してくれない救い主などいらないと、自らの欲によって彼を正しく認めることが出来なかった。その罪によって彼は十字架にかかったのです。


私の信仰に見習いなさい。パウロはそのように言う。まさに、私に見習えばあなたはキリストを見る、キリストを生きると言わんばかりだ。現在多くのリーダーがこのようにメッセージすることだろう。私は人間です。私は罪びとです。ですから私を見ないで神様を見上げてください、、、と。では、何のためにあなたはそこに立たされているのかと私は問いたい。あなたが神の前に真実な歩みをしないで、誰がその道を続けるというのだ。誰が理想の空論と化したキリスト教を復活させることが出来るのか。こんな力のないもののたまにあなた方は身を捧げてきたのか? いや、捧げてきたのではあるまい。それは建前で、自分が何かを得るために、自己実現の為に、欲に惹かれたに過ぎないのではないのかと問いたくなる。それがキリスト教だ。それが救世軍だというのならば、そんなものこの世で何の価値があるのだろうか。この世の他のグループと何の違いがあるというのか。
パウロのように、自分こそがモデルだぞというほどの信仰者が続々と起こるようにならずして、どうやってこの国は救われていくというのだ。いったい誰が、自らの身をもってキリスト者の生き様を示すというのか。誰が、キリストの体を現すというのだ。


そういうあなたは、その口から発する言葉でどれほど私を傷つけているのか分かりますか? あなたはどれほど普段の生活で、夫婦の間で、子供との間で、両親との間であらゆるところでキリストに従っていると本当に言えるのですか? と問いかけを受けた。当然の問いかけだろう。そういう挑戦が大切なのだ。

ではわが家に来なさい。私の私生活のすべてを見せるから、、、。と私は話した。


それで向こうはぐっと詰まってしまったようだが、それで乗り込んでくるぐらいの気概のある信仰者であってほしい。牧師ならばなおさらのことだ。わが家まで来る勇気がないのだとしても、帰ってゆっくりと聖書に向き合ってほしい。わたしに感じた違和感が何であるのかを自分で調べてほしい。ベレヤの人々が、必死になって聖書を調べたように、それまでの自分の先入観は一度どけて、聖書が何を語っているのか、神が何を語っているのかを十分に探求し、祈り求めてほしい。それは誰かのためであるというより、あなた自身の救いに関することだからだ。


あれだけ話しておいたから、きっとブログにも目を通してくれているはずですよね。本当に興味があるならば、きっと見てくださっているはずです。私があなた方と交われるのは、あとどれぐらいあるのかと思って接しているのです。もうまもなく転任かもしれない。または士官をお辞めになるかもしれない。しかしそんなことよりも、あなたの救いに関することが最も重要なことで、いずれ神の前に立たなくてはならなくなるのだ。この際他の人のことは考えないでくれ。自分のことに集中してもよいのではと思う。ここまであなた方は十分以上に頑張られた。もうこのあたりで休んだら良いのではないか。明確な召命がないまま、群れを牧することがどれほど苦しいことなのか、どれほど厳しい戦い、攻撃にさらされてきたのかを思うと胸が痛む。

じゃあ真也さんがこの教会を牧会すれば良いというのは、単なる責任放棄の発言ではなかったのかな? それだと困るのだけれど、私は救世軍に対して何の義務も負ってはいないつもりですから、それは士官であるあなた方の責務でしょう。でも、安らぎを得たい、養いを受けたいということであの発言をしたのなら、今後私が集会を導き、メッセージをしても良いでしょう。きっと他の人もそれがいいって言いそうだし、、、。というより、うちに来るのが一番いいのだけどね。まぁ、それはそちら次第と言う事で、、。それまでなかった新しい聖書の発見があったら教えてください。祝福がありますように。

こんなところで誰に発信してるんだ??
by dynabooksx | 2011-01-31 05:54 | 真也の視点

真也の歩み、愛理の子育て日記。私たちは福島第一原発5kmの双葉町民。時代は動く。私たちはその目撃者になる。画像のペレット&薪ストーブは、真也の施工作品。新天地を暖かく燃やし照らしてくれる。
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