日曜の夕方は、教会でするお祭り、『めぐみ祭り』でした。これは、以前教会の役員会で子供を祭りに行かせるのはどうかという話しが出た時に、じゃぁ教会でやればいいじゃないということで始まったと聞いています。この教会には、マイナスに見えるものをゼロにするどころかプラスに変えてゆくエネルギーがあります。他にも、亡くなった信徒の家族から戒名を頼まれ中国語聖書を使ってつけてしまったりとか、入魂式(新らしいお墓を使う時にする)の代わりに献墓式をしたりとか、キリスト教の意味を与えつつも地元に根ざして行く姿勢が見られます。先日のシンポジウムで清野先生にお会いした時、宣教師で宣教学博士でもある彼は、そういう行事は社会的な意味があり、死に対する人々の不安を取り去る役割があるためなくしてしまってはダメなんだ。代わりのものを用意し、キリスト教の新しい意味を与えることが大切なんだと語ってくれました。日本人は内と外の意識が強く、毛色の違うものを排除しようとする性質があり、キリスト教会でもそういう傾向が見られることがありますが、それをのみこみつつ前進して行くこの教会の姿勢は、主任牧師によるものが大きいでしょう。ちなみに大雨風の吹き荒れる中でしたが400~500人ほど一般の人、教会員合わせてこの愉快なお祭りにきたようです。
教会員が知恵を出し合いさまざまな模擬店を出します。みんな楽しそうでしょう?あいにくの雨で室内がメインでしたが、子供達も大喜びでした。光希はこの教会を知り尽くしていて、いつの間にかどこかに行ってしまいます。祭りも終わって静かになった帰り際にもいなくなって探したら、さすがに泣いていました。やっぱりまだ親が必要なのかと思って安心しました。きっと置いていっても「男の子ほしかったんだ。」と言う清野先生が寝太郎(清野家の犬)の側に小屋を作って、大切に育ててくれたことでしょう。
私は今、踊り、飛び跳ねた影響で少し体がだるいです。疲れが一日飛び越してくるようになってしまった。
『あなたこそ賛美、受ける方~、最高の賛美捧げる~♪』これ好きです。ふと気づくと振り付けながら歌ってます。これを見て愛理は、子供達に『ほら、またパパはUFOを呼んでるよ』と言います。