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私の尊敬するお百姓さん

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一面のブロッコリー畑(赤ちゃんです)

すごーい久しぶりに書いています。忙しかったのと母乳のせいか、産後の疲れが
今頃出てきたのか、何をしても後ろ髪惹かれているように何だかシャキシャキ動けなくて
ブログも書きたい事がたくさんあったのですが、避けていました。
今住んでいるところの近くに農家で稲垣さんというご夫婦がいらっしゃいます。
月に何度かは野菜を買います。「子供達に食べさせて。」と真っ赤なあまーいトマト
スイカ、とうもろこし、かぼちゃの煮つけなどなどいつもおまけに持たせてくれます。
二人の作る野菜は毎年この郡の品評会でどの野菜も一番をとるほどの傑作で、どんな野菜も稲垣さんの畑では、すくすくのびのびおいし~く♪おいし~く♪なります。私が妊娠中でつわりがひどくても稲垣さんの畑の野菜は食べられて、つわり後は血が緑になるのではないかと思うほどおいし~い野菜ばかり食べ続けました。結果妊婦には最高の体調。元気でおちゃめな愛乃が生まれてこられたのも稲垣さんのおかげといえます。
お二人は農業一本で人生を歩んでこられました。稲垣のおじさんは
横須賀から戦後こちらに引き上げてきて開拓したそうです。里山の桜、松など樹齢何十年もの大木を一本一本抜いて畑にしていったそうです。一代で築いた汗と涙と血の結晶のようなすばらしい畑です。当時は開拓者で素人だった為、随分農家の後継ぎ達に馬鹿にされたそうです。しかしそういう人たちは今はみんな、死んだり、事業に手を出して失敗したり、年などでいなくなってしまいました。「一番の落ちこぼれが残ったんだ。」と稲垣さんは言います。「素人は何もわからないから一所懸命やったんだ。だから成功できた。真面目にやるからね素人は。」
75歳のお二人は野菜作りの天才です。しかしよく「もう限界だね。」とおっしゃっています。引退される前に、野菜作りのコツを少しずつ聞いておき、いずれどこかでする自家栽培のために知恵を蓄えておこうと思います。
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by dynabooksx | 2004-08-27 13:22 | 愛理の子育て日記

真也の歩み、愛理の子育て日記。私たちは福島第一原発5kmの双葉町民。時代は動く。私たちはその目撃者になる。画像のペレット&薪ストーブは、真也の施工作品。新天地を暖かく燃やし照らしてくれる。
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