事故を悼んで~自転車で日本一周の80歳が事故死~

自転車で日本一周の80歳が事故死 あと40キロで自宅


 25日午後1時50分ごろ、長野県小谷(おたり)村北小谷の国道148号の外沢トンネルで、自転車で走っていた同県小川村瀬戸川の無職原野亀三郎さん(80)が大型ダンプにはねられ、胸を強く打ってまもなく死亡した。県警大町署によると、原野さんは自転車で日本一周旅行をし、自宅まであと約40キロのところで事故に遭ったという。



 ああ、他人事とは思えない。単に同じ自転車乗りだからというだけではなく、彼が事故で亡くなった道は、去年私がここから名古屋まで自転車(旅の記録前半旅の記録後半)で通った所だからだ。そこは全行程700㎞のうちでも最大の難所と言っていい場所でした。暑さと疲れがピークに来ていたということもありましたが、勾配というよりもとにかく道が狭い。雪をガードするためのトンネルが多数ありますが、路肩が全くないといっていいほどありませんでした。しかも、他に有効な通路がないために大型ダンプがひっきりなしに通る。おまけに疲れて止まれば、アブの集中攻撃、最悪でした。それだけにその後の白馬は天国だったのだけれど、、、。
 ここ数年で、自転車特にサイクルスポーツに関する理解と関心は大きく向上している。私の町の小さな本屋など、かつては自転車雑誌が一つか二つあれば良い方だったのだが、今は良く分からないのも併せて5つほどもある。先日、人口7000人の我が町でも私以外にも、ピチピチのレーパン(レーシングパンツのこと)レーシャツに身を包んだやつがいることを発見した。しかし、まだまだ行政や車のドライバー自身が車道は車両と軽車両がシェアしてゆくものだという理解が薄い。スポーツバイクが歩道を走れる訳がないのだ。時速30~40キロで歩道を走ろうものなら、バンプでぶっ飛んでしまう。
 また、この環境と健康が叫ばれる世の中で、自転車の有用性は欧州を見るまででもなく大変重要な役割を果たして行くと思う。これからは、車社会の便宜を図るためだけに税金を使うのではなく、特に都市部では車のメリットをそぎ落として、自転車等の交通手段が活性化するような対策に税金を使う必要があると思う。ヨーロッパの大都市では、車には30㎞の速度規制が課せられているのだという。さらに、必ずといって良いほど自転車レーンが設置されているので、自転車乗りであればフットワークはこっちの方が上になるというわけだ。このような根本的な措置をしなければ、都市部の生活環境はますます厳しくなって行くだろう。

 きっと、事故でなくなった方のご家族や知人も、『彼は好きなことをやって、悔いのないように生きた』と語っていることでしょう。わたしも4年前に、よそ見をしている車と私の自転車で正面衝突を起こし、ベットに貼り付けになった経験を持っていますが、自転車で死ぬことがあれば、周りから同じことを言われるような気がします。
私が地上での使命を果たし終わらない限り、神が死ぬことを許してくれないとは思いますが、、、。
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by dynabooksx | 2007-06-27 09:22 | 真也の雑記帳

真也の歩み、愛理の子育て日記。私たちは福島第一原発5kmの双葉町民。時代は動く。私たちはその目撃者になる。画像のペレット&薪ストーブは、真也の施工作品。新天地を暖かく燃やし照らしてくれる。
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