2007年 06月 05日
DS VS 私(母親)
以前から「ほしい!」とせがまれていたのだが、頑なに「DSなんか夢中になったら頭がゲーム中毒になる。子供の時に脳が麻痺しちゃって、目もおかしくなる。」と言い、長男も「じゃあ、あきらめるよ!」と無念そうに捨て台詞をはいて、解決したはずだったのだが。
同じ年頃の子供を持っている親御さんで「子供にDSを持たせていない。」という方はどれほどいらっしゃるのだろう。ほとんど皆無に等しいのではないだろうか。
親としては、みんなが持っていて自分の子供が持っていないのは可哀相。という思いがあるだろう。仲間外れになる、話題に入れない子供の姿を想像すれば親としては、簡単に手に入る物だから、与えれば良いと思う。
しかし、我が家はどうしても光希にDSに夢中になってほしくない。多少クラスの中で話題に入れなくても、そんなことで仲間はずれにされる光希ではないので、そんなことは乗り越えてほしいと願う。人の家などで、人のDSを貸りてするなら自分のDSを買ってあげた方がよいのだろうか?と悩むが、ほかのおうちの子供ができない事を、我が家ではたくさんできるから、ゲームより面白い事があることを知ってほしいと願う。脳が様々な可能性によって発達する時期に限られたバーチャルな世界でしか楽しめない子供になってほしくない。
廣田家は神様に祝福されている。子供たちは、家もまわりの大自然に囲まれ、たくさんの大人に愛され多くの親切、愛の中で暮らしている。
NoblisOblige(ノブリスオブリジュ)わかりやすく言うと「セレブ達の貧困層に対する義務」
我が家が神様の祝福で満ち満ちているのは、私達が我が儘に生きる為ではない、好きな物を自由に手に入れて自分たちが楽しむのではない、私達のまわりに、世界にいる助けを必要とする人々のために全てが与えられている。「うちは、ゲームを簡単に買えるかもしれないけど、今食べるものがなくて死んでいく人々、おうちがなくて貧しくて苦しんでいる人が数え切れないほどいるの。そういう人々の為にお金を使いなさいって神様に任されているから我がままばかりはできないんだよ。」
と度々子供たちには話して来たのだが、子供たちの大好きなDS!
今回のこの「DS買うか!買わないか!問題」はかなりの難問である。
神様の知恵と導きに頼るしかないのです。。。。どうぞ我が家のためにお祈り下さい。
『夫から一言』 私が子供にゲーム機を与えないのは、単に私と遊んでくれなくなるからというだけのことではなく、目を覆うような低年齢化した近年の事件の原因の一つが、ゲームというバーチャルな世界に浸りすぎていることにあるのではないのかと思うからである。生身の人と人のぶつかり合いが、心のこもった子供をつくっていくのではないかと考えている。もちろん、子供の想像力を飛躍させるためコンピュータは有用なものではあるが、単にパターン化されたものを受けるのみでは、逆に自由な発想を殺してしまうのではないかと考えている。私は情報のほとんどはネットで得ており、テレビもほとんど見ない。(CGNTVは見るが、、、) 情報が歪曲されているように感じるし、見る側の知力を無視しているような印象を受けて腹が立つことが多々あるからだ。ともかく、単に禁止するのではなく、子供にゲームより興味をそそらせるコンテンツを我々が用意できるかどうかにかかっているのだと思う。創造主なる神から来るコンテンツはいくら探求しても飽きることがない。ここに早く気付いてほしいのだが、、、、。
ちなみに次男知希君は、虫という被造物に尋常でない興味を持っていて、私達など意に介せず地面に突っ伏して研究に励んでいます。幼稚園での呼び名は博士だそうです。
by dynabooksx
| 2007-06-05 11:09
| 愛理の子育て日記