2007年 05月 23日
夏の準備に、、
まず豆トラクターで、一通り耕した後、うねを作る前に肥料を入れるために一列掘り進む、そこに牛で作った堆肥(約3Hrの現在牧草地になっている我が家の田んぼは草が刈り取られた後、堆肥となって一部帰ってくる)を入れその上に、入れると甘くなると評判の米ぬかを入れる。たいてい精米所に行くとあるものだが、この時期タケノコを煮たりだとか引き合いが多いためなかなか手に入らずあちこち駆け回りながら、体中にかぶりながら集めてきた。その姿に心を打たれたのか愛理も手伝いに来てくれた。私は、普段ぶすくれていても、主のためだとスイッチが入ったらどんなことでもするのだ。ここで農業を習得しておくのが後のために役に立つと判断したのだ。
そのうえに、化学肥料をぱらぱら蒔き、両側から土をかぶせ30センチほどの高うねを作る。育ちと雑草の繁殖を抑えるため、黒いポリビニールを土の上に敷き、ひねを使って小型のハウスを作る。スイカは雨に弱いため、直接当たらないようにするのが肝心だ。こうして農園は完成した。写真を見て分かるだろうか? 今回は骨組みの作り方に工夫を凝らした。前回は本数をつかったわりには、たるみが出たり水が溜まったりして格好が悪かった。今回は、祈りつつ幾何学的な美しさを神が与えてくれるようにと願った。そして出来たのがこれだ。一本の軸に対して結線が一カ所ではなく二カ所出来るように配置した。結果、素晴らしく安定感のあるものとなった。母もうまくできたと褒めるので、神に知恵を求めるとこうなるのだと付け加えておいた。
他にも色々植えています。これは子供の観察用に鉢植えに植えたトマト。右の何だか元気のないように見える方は、実は先日、愛乃が光希と所有権をめぐって争いになり、怒りにまかせて葉っぱをみんなむしってしまったのでした。夕方私が仕事から帰ると、愛乃もうつぶせでぐったり、トマトさんをいじめてしまった罪にさいなまれているようでした。『じゃあパパと一緒にトマトさんに謝りに行こうね』といっても首を振るばかり。強情なやつだ、、、。もっとも私に近い性格を持っているのは愛乃だろう。私も幼稚園の頃、兄弟に馬鹿にされたのが悔しくて洗面所にあったカミソリを振り回し、追いかけ、最後に勢い余って自分の頭を切ったということがあった。それに負けずとも劣らない愛乃の気性、う~ん将来が楽しみだ。
数日経ってトマトさんの息がまだ絶えていないことが分かった。新芽を次々と吹き返している。もしかしたら、苦難の道を通ったこのトマトさんの方がより多くの実を付けるかもしれないとひそかに思うのだった。
by dynabooksx
| 2007-05-23 09:23
| 真也の雑記帳