2010年 11月 09日
SRAM REDインストール
ハンドル周りは体に直接触れるところ、特に情報量が多い手が触れるところなのでセッティングがシビアになる。納得いく位置になるまであーでもないこーでもないやっているうちに一日の多くの時間を使ってしまった。特にSTI用にデザインされているJ-FITカーボンハンドルバーとブラケットのトップが一直線にならない点でかなり悩んだ。もこっと飛び出していた旧STIから、カンパに近いスラムの先細りのデザインへの違いは大きい。クライマー向きにレバーが下がりすぎないように調整したら、随分前上がりになった。まぁ、下ハンはほとんど握らないからいいか、、。
スラムは基本シマノ互換だが、リアワイヤーの巻き取り量がシマノに比べて倍近くあるのでリアディレイラーも一緒に変える必要がある。とはいってもレッドのリアディレイラーはべらぼうな値段がするのでここはForce、wiggleで、、、。
セットアップして思ったことは、フロント周りが異様に軽い。105からの変更なので、さすがにペア300gのシフトレバーは強烈に軽い。STIのひげがなくなったことでハンドルの切れも軽くなった気がする。これは素直に
嬉しかった。操作法は、ストロークを変えるだけでアップダウンする。フロントに関しては105は解除するときにバキッと落ちる感じだったので前より上品になって操作し易くなった。問題はリア。調整は至って簡単で取り付けてワイヤーを張っただけであっさり思うように動いた。このあたりはシマノとは違う。微調整があまり必要なく、ワイヤーの巻き取り量が多いことが作用しているのだろう。一つのレバーで操作するので、シマノにあるような微妙なトリム作業が出来ない。というか必要ない。ばっこんばっこんアメリカンな感じで気持ちよく決まる。普通ワイヤーの初期伸びで下手すると一段分ぐらい変わるのに、ちょっとの調整でもう本決まりだ。ただ、事前の情報で言われていたようにシフトダウンの際の操作はちょっと重い。寒さで手首から痺れて来ると操作がきついこともあるだろう。解除のストロークはきわめて少なく電動のクリック感に近い。押したときではなく離したときにチェンジするので溜めを持たせるには良いのかもしれない。
あと、地味に嬉しいのはレバーがカーボンになったので、触っても金属みたいに冷え切らない。ドライブトレインはシマノに適わないから他は変えないけど、やはりシマノはよく出来ているわな。
これで、先日手に入れたチタンカーボン激軽クイックを組み合わせたレイノルズを履けば、ペダル込みで6.5kgぐらいにはなるだろう。というわけで、せっかくなのでもうワンシーズンこのバイクで行こう。
by dynabooksx
| 2010-11-09 21:09
| レース、機材、うんちく