朝、

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 私は、早起きが好きだ。大学時代は、自転車競技をしていたこともあり、朝は夜明けと共に起きて練習に出かけたものだ。暑い夏であっても夜明け頃はたいていさわやかだ。気温はそこそこでも、日差しがないことと自転車は風があるために体感温度は涼しい。競技もそれなりに楽しいこともあっただろうが、今思うとそれも自分を追い込み続ける従来の生き方の延長だった。朝、起きて出かけていくように自分を説得するのは大変なことだった。
 しかし、今どうだろう。薄明かりになってくると、勝手に目が覚めてくる。一日が待ち遠しいのだ。今日は何があるかなと思うと、心躍って寝てはいられなくなる。そうしてまだ寝ることは十分に出来る時間なのだが、起きて来てパソコンのキーを叩く。
 私は、今とは対照的な時期を覚えている。今から6年ほど前の事だ。それまで、エリートとして努力し続け競り勝ち続けてきた私だったが、頑張る事にほとほと疲れ生きる意欲を失っていた時だった。朝も昼もなく部屋にこもり続けたのだが、目覚めがとても憎らしかった。せっかく現実から離れることが出来るのにまた同じ苦しみが始まるのだ。目覚めては、また眠ろうと何度も努力した。しかし、残念な事に人は連続で眠るのには限界がある。断続的に起きてしまうのだ。さらに悪い事に眠りが浅いので夢を見る。その夢は現実の生活で傷つき苦しんだものばかりだ。一番見たくない場面がフラッシュバックのように何度も繰り返す。目覚めると胃が締め付けるように痛くなっていた。もう一人の自分が私に呼びかけていた。

詩篇 42:3 (4) 昼も夜も、わたしの糧は涙ばかり。人は絶え間なく言う/「お前の神はどこにいる」と。

なぜあの時、あんなに苦しんだのだろうと思う。でも吉田先生の言葉をかりると『あの時こそがめぐみの時』だったのだろうと思う。その経験を通して、かつての自力で進む生き方から、めぐみによって生かされる生き方へと軸足を完全に移したのだ。苦しみの先にこんなに平安で喜びに満ちた人生が待っているとは思わなかった。

朝にあなたの恵みを聞かせてください。私はあなたに信頼していますから。私に行くべき道を知らせてください。私のたましいはあなたを仰いでいますから。詩篇143:8

今日の一日もどんな恵があるかな、どんな出会いがあるかなと思いながら創り主に心を向けると、もう寝てはいられなくなる。皆さんの一日も良い日でありますように。
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by dynabooksx | 2004-09-20 05:35 | 真也の雑記帳

真也の歩み、愛理の子育て日記。私たちは福島第一原発5kmの双葉町民。時代は動く。私たちはその目撃者になる。画像のペレット&薪ストーブは、真也の施工作品。新天地を暖かく燃やし照らしてくれる。
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